2016年4月21日木曜日

【こんな本を読んでみた】 大人は判ってくれない―野火ノビタ批評集成




 一気読みしてしまった。
ガツンと来たのは中島梓のやおい評論以来かも。
産まれ年を見たら、丁度私の5歳上で多分がゆんとか尾崎とかと同じ年?じゃないかな。

がゆんとか尾崎が同人誌で頂点を極めていた時代が、
丁度私は高校生で拗らせてた頃でした。
野火ノビタの名前も聞いた気がする。

まぁ、なんて言うか色々な意味で甘酸っぱい青春を思い出させる本でした。
いやーあの頃から随分自分も汚れたなぁ。色んな意味で。
昔は純粋でした。

野火ノビタと年齢は離れてはいるものの、
同じ時代の空気を吸った人間だからこそ分かる部分があるのかな?
若い人はどう思うんだろう

まぁ、たまたまこのタイミングでこの本を読めたのはよかった。
何となく、昔の感情が蘇る。
言葉で表すのが難しいけど、何かがふっと。

表現をしたい、って欲望とか。
持っていいんだ、とか、ま、色々。
インパクト強すぎて、咀嚼出来ぬ。まぁ、仕方ないな。