2016/08/06

自分の原点

一橋大学での悲しい出来事を受けて、ふと思い出した事が。

社大の社会福祉士養成講座に通って居たときの事。
私は本当になんちゃって相談員を1年やったおかげで実習免除組に。
実習免除組は、スクーリング時に毎回いろんな分野の第一線で活躍されている方が講師として招かれていたのでした。

あれは、3回目のスクーリングだったかな?
イマイチ、クラスのまとまりに欠けていたのを察知した先生は、2日あるうちの、1日目の午前中を再度皆の自己紹介の時間に当てたのでした。

確か、名前と小さい時のあだ名、それとなぜ社会福祉士を目指すのか?を各自話すように言われて、自己紹介がスタート。
小さい時のあだ名が皆面白くて、また先生が突っ込むのか上手くて、何となくやっとクラスがまとまって来た感じがしたんですよね。

で、自己紹介の最後が私で、子どもの時のあだ名(確か、トドかマグロ)を話し、デイサービスで相談員やってるのと、自助グループ運営しているので、ってつい言ったら、先生が何の自助グループ?って聞いてきて、「言いにくいんですが、セクシュアルマイノリティの自助グループです」って答えたんですよ。

したら、先生が「言いにくいんですが」に反応して、素晴らしい事なんだから、自信を持ちなさいと私には言って下さり、そして、「言いにくいんですが」と言わせない世の中になっていかないといけませんって、そのころ石原都知事だったんですが、石原都知事をけちょんけちょんにけなすというか、差別発言に全力で怒ってました。

そのころ、それなりに仲良くなって一緒にお昼に行く仲間がいたんだけど、クラスでカムアウトしたから避けられるかな?ってビクビクしてたら、本当に普通に、梅ちゃんも学食行くでしょ?って誘ってくれて。

誰も何も私に聞こうとはせず、本当にいつも通りで、それが嬉しかった。

2日目の授業の最後に、先生にお礼と、セクシュアルマイノリティのサポートする社会福祉士になりたいんです、って言ったら、絶対に必要だから、是非なりなさい。って言って下さって。

それが、私の原点だと久しぶりに思い出した。
自分の存在を認めてくれて、なおかつそういう、今で言う所のヘイトに対して真剣に怒って下さって。
そのころは、夢でしかなかった話にきちんと傾聴してくれて、かつ、頑張ってなるんだよ、って言葉を掛けて下さって…。

あの先生がいなかったら、今の私は無いな。
すげー時間かかったし、今は広く生きにくい人のサポートする、にバージョンアップしたけど、根っこは、セクシュアルマイノリティのサポートがあるんだよね、やっぱり。